電池OKアコギアンプの製作〜その10
桐集成材!
本体の設計に入る。
スタイルはざぶとん型で、縦横は約30㌢の正方形と、すでに決定。
8㌢スピーカーを取り付けるので、高さは12㌢前後にする。
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自宅近くのホームセンターで板材を探す。
パイン材、SPF、MDFなどあるなか、柔らかくて軽い桐集成材を選んだ。
桐は、タンスなどに用いられる一方、音響用としては不利なため、ギターアンプやスピーカーのエンクロージャーとしては、少ない。
しかし、5つのコンセプトのうち、最優先の「小さく軽く」に照らすと、桐は魅力的。
アンプがざぶとん型で、上に座る。
すると、体重がかかり、仮想的にアンプは重くなる。
ほかの対策をあわせれば、音像がぼやけるのを抑えられると思う。
買ったのは、桐集成材60×30㌢、180㌢×9㌢の2つ。
厚みはともに1.3㌢。
1000円未満ですんだ。
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60×30㌢の材は、半分に切って天板と底板に。
180×9㌢の材は、27.4㌢×2個、30㌢×2個の計4個に切りわけて側面板にした。
27.4㌢のパーツには、中央にスピーカー取り付け用の直径7.2㌢の穴を開けた。
手びきの木工ノコギリでギコギコと。穴は電動ドリルの先端に金物刃をつけて開けた。
作業はマンションのベランダで、なるべく音がしないように注意して、そおっと。
桐集成材は柔らかいので、わりとうまく進んだ。