電池OKアコギアンプの製作〜その11
バスレフ型!
外側の6面はこれでいけそう。
音響的に少しでも良くしたい。
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まず考えたのは、密閉式ではなく、バスレフ型にすること。
スピーカーの背面を上下と前後左右の計6枚の板で閉じ込めたうえで、低音の通り道、出口をつくる。
限られた容量(6〜7㍑)で、どう設計しようか。
360度に音を響かせるというコンセプトなので、側方4面に低音の小さな出口の穴を作っては、と考えたけれど、単に穴を開けてもバスレフ型の効果が薄い。
そこで、底板のまんなかに穴を1つ開け、そこまで2個のスピーカーの背面から音の通り道をつくることで、簡易的なバスレフ型にできると思いついた。
幅9㌢長さ60㌢の端材が出ていたので、それをうまく使えば、追加費用もない。
配置をあれこれ考え、音の通り道を長くできる「Z」型にすることにした。
端材の両端を手びきノコギリで45度の斜めに切り落とし、仮組みすると、なかなかいい感じ。
スピーカーユニット、アンプ基板、TRSジャック、電池ケースも無理なく配置できそうだ。
簡易型だけれど、バスレフ型エンクロージャー。
だんだん、いい形になってきた。